【貼ってはがせる壁紙】賃貸でも安心してDIY!

「DIY(部屋の改造)」

「部屋の改造計画」第1段として、壁紙を変更して雰囲気を変えよう!とチャレンジしてみました。
現状は部屋の四方が真っ白なため、シンプルで悪くはないのですが、色を足すとアクセントとなって、お洒落になるのでは?と思い、色々と検討してみた結果、賃貸ではなく持ち家なのですが、気軽にできそうな『貼ってはがせる壁紙』でチャレンジすることしました。
しかし、「部屋の改造計画」はできるだけ低予算で済ませたいので、今回の壁紙では、予算2万円以内と決めて、まずは壁紙を選ぶことから始めました。

壁の色を変える方法

壁の色変える方法というのはいくつかあって、『貼ってはがせる壁紙』を選択した経緯をお話ししたいと思います。

候補①:ペンキで塗る

こちらは、壁紙の上に塗れる一番簡単な方法だと思ったのですが、「失敗したら後戻りできない」とビビって却下しました(笑)

候補②:漆喰や珪藻土で施工

今の壁紙を剥がして、左官作業のような事をするのがちょっと大変そうだったのと、単純に思い描いていた色が見つからなかったので却下。

候補③:壁紙を張り替える

今ある壁紙を剥がし、新たな壁紙を接着させる方法なのですが、剥がした際に壁側に壁紙が残るらしく、それをならすのが大変そうだった事と、これもペンキと同じく、原状回復ができなくなる事を考えたらビビり、却下(笑)

候補④:壁紙の上に貼る『貼ってはがせる壁紙』は貼る

今ある壁紙の上から貼れたり、失敗したり飽きてしまったら剥がす事ができるという手軽さから、こちらをチョイス!

選択肢としてあったが候補にならなかったもの:パネル

パネルをただ壁に貼るだけという手軽な方法ではあったのですが、色の種類がすくなかった事と、パネル一枚あたりの金額が高く、我が家の壁に貼るとなると、かなり高額になりそうだったため、候補から除外。

『貼ってはがせる壁紙』にも色々ある

壁紙の色を変える方法は、『貼ってはがせる壁紙』に決めたのですが、『貼ってはがせる壁紙』にも色々な種類があるので、紹介していきます。

①輸入壁紙

様々な海外ブランドがあり、ヨーロッパや欧米で作られている物が多く、海外らしいお洒落な柄や発色のいい物が多くあるが、ちょっとお高め。
シールタイプの壁紙もあるが、Youtubeで多くの方がおすすめしているドイツの『rasch(ラッシュ)』というブランドが有名らしい。
壁紙はフリース素材(不織布)が多く、破れにくく、濡れても伸び縮がほとんどないため施工しやすいとのこと。また、国産の壁紙と違って巾が52~53㌢がメインのため施工しやすいが、1ロール10㍍単位での販売が多い。

②のり付き国産壁紙

色や柄の種類が豊富でリーズナブル。
ほとんどの国産壁紙の表面は「PVC(塩化ビニール)」で裏面は「紙」でできている。壁紙の裏にのりが付いており、フィルムが貼った状態で届く。
巾が約90㌢あり、1㍍単位での購入ができるが、幅広なため施工しづらい。
のりが乾くと下地としっかり吸着するため、綺麗に剥がすのが難しいらしい。
のりは水性の生のりなので、長期保管ができない。

③のりなし国産壁紙

②の国産壁紙にのりが付いていない壁紙。
自身で両面テープや、のりを塗って施工しなければならないが、(テープやのりの種類にもよるが)剥がしやすいため、賃貸の壁に向いている

④はがせるシール壁紙

シールタイプの壁紙で、裏の剥離紙を剥がしてすぐに貼ることができるため、気軽にチャレンジできるが、柄物がメインで種類が少ない。
粘着の強さが程よい弱粘着なので、貼りやすく剥がしやすい。

のりなし国産壁紙をチョイス!

当初は、Youtubeで多くの方が紹介されていた、ドイツの輸入壁紙『rasch(ラッシュ)』を買うつもりでいましたが、我が家の壁面から計算すると、約28㍍必要となり、3ロール(3㍍)購入せねばならず、予算的に1㍍単位で買える国産壁紙にすることに。。。

国産壁紙でも、のり付き壁紙だと、剥がした時に跡が残るのが嫌だったため、選択肢としては、③ののりなし壁紙か、④のシール壁紙なのですが、欲しかった色の壁紙が無地であったため、必然的に③ののりなし壁紙をチョイスすることになりました。

楽天の『壁紙屋本舗』というショップで、完全素人の私は、施工道具11点セットも合わせて購入しましたが、リーズナブルな国産壁紙にしたので、予算の半分以下に抑える事ができました!

ドイツの壁紙『rasch(ラッシュ)』

購入した壁紙屋本舗の国産壁紙「ターコイズブルー」

まずはのり作りから

今回、壁紙と一緒に購入した施工道具11点セットには、「貼ってはがせるのり(Super fresco easy)」も同梱されており、まずはのり作りから始めていきました。

壁紙用粉のりに付属していた作り方によると、壁紙1本(10㍍)に対して、水1㍑+のり30㌘と記してあったのですが、購入したのは国産壁紙だったため、分量がよくわからず、とりあえず感覚で作ってみました(笑)

ぬるま湯の方が、粉のりがダマになりにくいらしいので、ぬるま湯を準備し、粉のりを少しずつ加えながら混ぜ混ぜしていくと、だんだんモッタリとしてきます。

輸入のフリース壁紙は、壁に直接のりを塗るようでしたが、国産壁紙は壁紙にのりを塗り、3~5分なじませる時間が必要なようです。

まさかの剥がれ落ち(泣)

壁紙を変更するにあたって、Youtubeで予習を重ねてから挑んだのですが、視聴した動画のほとんどが輸入壁紙で、壁に直接のりを塗ってから壁紙を貼り付けるというやり方だったので、予習したとおり実践したのでした。

空気が残ると剥がれの原因となってしまうので、念入りに空気を抜きながら、脚立を駆使し、施工時間およそ5時間をかけて、壁紙を貼り終えました。

その日は疲れて寝たのですが、早朝、「ベリベリッ」という音で目が覚めました。

なんと、壁紙が剥がれ落ちているではありませんか(泣)

原因は明らかでした。

国産壁紙は、壁紙にのりを浸透させてから壁に貼らないといけないのに、予習していた「フリース素材」の方法で貼ってしまったので、吸着が弱く、剥がれ落ちてしまったのです。

とはいえ、やめる訳にはいかないので、気を取り直し、朝っぱらからのりを作り、万全を期して壁紙側にも、壁側にものりを塗ってから貼ったところ、無事貼り終える事ができました。←今の所、剥がれ落ちそうな感じではありませんw

壁紙を貼り終えて

貼り終えた後は、まだのりが乾いていないため、触るとほんのりしっとりしているのですが、完全に乾くと、パリっとした感じになりました。

しかし、国産壁紙の性質上、乾くと壁紙自体が縮み、壁紙と壁紙との継ぎ目が若干開いてしまい、断面があらわになり、「うん、継ぎ目があるね」と遠目にもわかるぐらいには目立つ感じになってしまいました(泣)

選んだ壁紙の色味や光の反射加減など、理想どおりなのですが、継ぎ目が。。。

これは、貼った張本人だから余計にわかってしまうレベルなのか、他の人だと言われなきゃわからないレベルなのか不明ですが、ひとまず、これで完成とします(笑)

どうしても気になって眠れなかったり、飽きてしまったら、次はペンキで塗ろうと、心に決めました。。。

Before
After

上の写真がビフォーアフターになりますが、ガラリと雰囲気が変わったのではないでしょうか。

壁紙を貼ってから思ったこと

・「貼ってはがせる壁紙」は確かに素人でも貼れるが、濃い色は避けた方がいいかも。←断面が白いため、白または淡い色でやった方がいい

・国産壁紙は乾くと縮むため、伸縮しにくい輸入フリース壁紙を選んだ方が無難。←ちょっと高い

・巾90㌢の国産壁紙より、52㌢の輸入壁紙の方がやりやすいかも。←10㍍単位での購入がネック

・説明書はよく読もう(笑)←壁紙の素材によってのり付け方法が違うため、購入したショップのHowToページなどでよく確認すべき

・のりはかなり濃い目に作ったほうがよい←のりが薄いと吸着力が弱い

・夏の暑い日にやっちゃダメ。←エアコン付けてても汗だくになりました

・マスキングテープや養生テープを貼る煩わしさはあるものの、ペンキで塗るのが一番仕上がりが綺麗にできそう←賃貸でもできる方法がある

今回は、『部屋の改造計画』第1段ということで、壁紙の変更にチャレンジしましたが、色々と反省点もありました。
これから壁紙の変更にチャレンジしたいと考えている方への参考となれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました